リードは上下の唇を巻いて口にくわえますが、口の中も見えません。
どれくらいの息の量をどのくらいのスピードで吐いているのか。
どのくらいリードが口の中に入っていて、リードのどこに舌があたっているのか。
口の中の広さはどのくらいなのか。
見えないことが多いので、レッスンする時に「感覚」の話をすることも多いです。
(ここで、息を吸うことがどんなことなのか、アンブシュアをつくるのがどういうことなのか、前提のすり合わせがとても大事になりますが、今日はひとまず置いておきます!)
そして、わたしと生徒さんは全く違う人間で、
口の形も歯並びも、手の大きさも、筋肉の量も、言葉の捉え方も違います。
なので、レッスン中どんな風に感じているのか、よくお聞きします😊
どんなことにストレスを感じているのか。
どうなるのが理想なのか。
改善された時に、何に気をつけてみたのか。
どういう風に聴こえているのか。
私の質問に答えてもらうことには2つの意味合いがあります。
①私の感覚にフィードバックして、アドバイスに繋げる
②生徒さん自身が言葉にしようとすることで、より自分のことを観察して考えることになり、気づきに繋がるという意味合い。
始めたての頃は、「こうしましょう」が多くなりますが、それでもどんな風に感じているか、聞いてみます。
もちろんはじめは
「えー、、なんだろ、よく分かりません😮」
となりますが、演奏できるようになってくると、ディスカッションの部分がどんどん増えていきます♪
自分で観察して考える習慣がつくと、一人での練習も充実して、ググッと上達が近づきます✨
是非レッスンで、音を言葉をたくさんかわしましょう!
ふじみオーボエ教室 川瀬愛 (埼玉県富士見市 東武東上線みずほ台駅、柳瀬川駅)
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