皆さん、
練習でメトロノームをお使いでしょうか?
いやー使わないなぁ、という方!
是非、メトロノームとは良き友になりましょう!
単旋律楽器のオーボエ。
全く一人で演奏することは多くありません。
合奏はもちろん、
ピアノや他の楽器との室内楽がほとんどです。
メトロノームは
「音を聴きながら練習する」
という点でも必ずや役に立ちます
案外気付かないうちに、
自分都合(指や跳躍、歌いこみすぎなど)で
遅くなったり速くなったりしているもの。
自分が、どこで速くなったり
遅れたりしているか
気付くことはとって大事です
やっていくうちに、
自分の癖が分かってきたりもします。
(この指はすべる、歌いすぎて遅れがち、跳躍で遅れがち、など)
何を隠そう!
私自身、無自覚にテンポが揺れる人だったんです
学生時代、よく注意されました。。
ロックでも聞いたら?と言われたことも
(ドラムがテンポキープしてるやつ)
なので、
私は自分のテンポキープ力を信用しておらず、
メトロノームでの練習は欠かせませんっ
《鳴らし方も工夫できる》
⭕️普通に、四分音符で拍頭に鳴らす以外にも、八分音符や十六分音符で細かく鳴らす
速いテンポの曲の場合には、より細分化して正確さを得る。
ゆっくりな曲の場合には、長い音符で停滞せずに音を運ぶ練習に。
例えば、
♩=58の曲で四分音符でメトロノームをかけていると、二分音符や全音符の時に間延びしがち。
より細くメトロノームをかけることで、中身を感じやすくなります。
こういうこと⬇️
⬆️これを感じるのはすごーく大事です!
(これは改めて記事にしたいと思う!)
とっても頼りになるメトロノームですが、
音楽というのは、ただ正確であればよいというわけにもいかず、、
大きな拍は守りながらも、自由に伸び縮みする場面も。
⭕️そういった時は逆に二分音符や小節頭だけならして、
大まかなテンポを守りつつ、中を動かす練習もできます。
もちろん、
練習の間じゅうメトロノームを鳴らす必要はありませんし、
音楽の性質上、それは不可能です。
ただ、メトロノームを上手に活用すれば、
これまた上達への近道になることは間違いありません。
是非ともメトロノームさんとは仲良くなりましょう
ふじみオーボエ教室 川瀬愛
(埼玉県富士見市 東武東上線みずほ台駅、柳瀬川駅)
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