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メトロノームとお友達に

  • fujimioboe
  • 2023年7月16日
  • 読了時間: 2分

皆さん、

練習でメトロノームをお使いでしょうか?


いやー使わないなぁ、という方!

是非、メトロノームとは良き友になりましょう!


単旋律楽器のオーボエ。

全く一人で演奏することは多くありません。

合奏はもちろん、

ピアノや他の楽器との室内楽がほとんどです。



メトロノームは

「音を聴きながら練習する」

という点でも必ずや役に立ちます



案外気付かないうちに、

自分都合(指や跳躍、歌いこみすぎなど)で

遅くなったり速くなったりしているもの。


自分が、どこで速くなったり

遅れたりしているか

気付くことはとって大事です


やっていくうちに、

自分の癖が分かってきたりもします。

(この指はすべる、歌いすぎて遅れがち、跳躍で遅れがち、など)



何を隠そう!

私自身、無自覚にテンポが揺れる人だったんです

学生時代、よく注意されました。。

ロックでも聞いたら?と言われたことも

(ドラムがテンポキープしてるやつ)


なので、

私は自分のテンポキープ力を信用しておらず、

メトロノームでの練習は欠かせませんっ




《鳴らし方も工夫できる》



⭕️普通に、四分音符で拍頭に鳴らす以外にも、八分音符や十六分音符で細かく鳴らす

速いテンポの曲の場合には、より細分化して正確さを得る。

ゆっくりな曲の場合には、長い音符で停滞せずに音を運ぶ練習に。


例えば、

♩=58の曲で四分音符でメトロノームをかけていると、二分音符や全音符の時に間延びしがち。

より細くメトロノームをかけることで、中身を感じやすくなります。


こういうこと⬇️



オーボエ 楽譜

⬆️これを感じるのはすごーく大事です!

(これは改めて記事にしたいと思う!)




とっても頼りになるメトロノームですが、

音楽というのは、ただ正確であればよいというわけにもいかず、、

大きな拍は守りながらも、自由に伸び縮みする場面も。


⭕️そういった時は逆に二分音符や小節頭だけならして、

大まかなテンポを守りつつ、中を動かす練習もできます。



もちろん、

練習の間じゅうメトロノームを鳴らす必要はありませんし、

音楽の性質上、それは不可能です。



ただ、メトロノームを上手に活用すれば、

これまた上達への近道になることは間違いありません。


是非ともメトロノームさんとは仲良くなりましょう



ふじみオーボエ教室 川瀬愛

(埼玉県富士見市 東武東上線みずほ台駅、柳瀬川駅)



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